学びが未来をひらく瞬間

〜看護学生の努力とキャリア支援で感じたやりがい〜
内定の報告に訪れた看護学生
先日、キャリアセンターに公的な保健師を目指していた看護学生が、内定を決めて挨拶に来てくれました。
彼女は忙しい実習の合間を縫い、何度も足を運んでくれていました。面接練習やプレゼン練習を重ね、少しずつ自信を積み上げていった姿を、私はそばで見守ってきました。
共に重ねた時間と努力
私自身も最初から何度か面接練習や相談に携わり、その成長を間近で感じてきました。
一つひとつ課題を乗り越えるたびに表情が変わり、言葉に力が宿っていく――。その姿は、支援する私にとっても励みであり、学びの瞬間でもありました。
内定の知らせと「やりがい」の実感
そして迎えた内定。
直接挨拶に来てくれたその笑顔を前にしたとき、心から嬉しさとやりがいを感じました。
「支援してきて本当によかった」
そんな思いが胸に広がり、非常勤という立場であっても、自分の学びが確かに誰かの人生を支える力になることを改めて実感できた瞬間でした。
非常勤という立場でも
キャリアセンターでの私たちのポジションは任期付きで、先につながる保障はありません。
それでも、学生一人ひとりが未来を切り開くために努力する姿に寄り添い、その一歩を支えることができる――。それ自体がかけがえのない経験であり、キャリアコンサルタントとしての学びを生かせる場だと感じています。
〜支援がもたらす喜び〜
今回の経験を通じて、「支援は相手のためだけでなく、自分自身の成長や喜びにもつながる」ということを改めて実感しました。
キャリアの支援は、一瞬のアドバイスで終わるのではなく、その人の未来を照らす灯になり得る。
私自身、この仕事に携わっている誇りを、また一つ胸に刻むことができました。
彼女への一言
「これまで努力を重ねてきた姿を知っているからこそ、内定の知らせが本当に嬉しかったです。これからも自分を信じて、保健師として多くの人に寄り添える存在になってください。応援しています。」
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