左向きで眠るだけで体が整う? 〜女性セブンで見つけた「左向き寝」の健康効果〜
◆ 雑誌で見つけた“ちょっと気になる”睡眠法
前に、女性セブンの記事で「左向きで寝るだけで不調が改善する」という特集を見かけました。
「寝る向きを変えるだけでそんなに変わるの?」と思いながら読み進めるうちに、
意外なほど多くの健康効果が紹介されていてとても興味深かったんです。
実は私自身も、逆流性食道炎があるため自然と左向きで寝ることが多いのですが、
どうやらそれが体にとって理にかなっていたようです。
そこで今回は、記事をきっかけに知った「左向き寝」のうれしい効用を、私の体験も交えながらご紹介します。
◆ 左向きで寝ることで得られる主な効果
① 胃酸の逆流を防ぎ、逆流性食道炎の改善に
胃の入り口(食道側)が右上、出口(十二指腸側)が左下にあるため、
左を下にして寝ると胃酸が食道へ逆流しにくくなります。
私のように逆流性食道炎がある方は、左向き寝を意識するだけでもラクに感じることがあります。
② いびき・無呼吸を軽減して呼吸をスムーズに
仰向け寝では舌が喉に落ち込みやすく、気道が狭くなっていびきが出やすくなります。
左向き寝なら気道が確保され、いびきや無呼吸を抑える効果が期待できます。
③ 認知症予防にも? 脳の老廃物を排出しやすく
脳には「グリンパティックシステム」と呼ばれる老廃物の排出機能があります。
研究では、左向きで寝る方が脳の老廃物が流れやすいと報告されており、
アルツハイマー型認知症の予防にもつながる可能性があるそうです。
④ 心臓や血流への負担を軽減
左向きで寝ることで心臓への圧迫が減り、血流がスムーズになります。
また、体全体の循環がよくなることで、心不全の予防や冷えの改善、リンパの流れ促進にも役立ちます。
⑤ 老廃物の排出を助け、免疫力もアップ
左側寝はリンパや静脈の流れを助けるため、
体内の老廃物の排出や免疫機能の向上にも効果的といわれています。
寝ている間に「体をデトックス」してくれるなんて、うれしいですね。
◆ 左向き寝を快適にするちょっとした工夫
・体のねじれを防ぐために抱き枕を抱える
・膝の間にクッションを挟むと腰の負担を軽減
・枕の高さを調整して首がまっすぐになるようにする
少しの工夫で、より心地よく左向き寝が続けられます。
◆ 今日から“左向き”で体の中から整えよう
女性セブンの記事を読んで何気なく意識してみた「左向きで寝る」という習慣。
調べてみると、胃や心臓、脳、免疫までに良い影響があることがわかりました。
寝る姿勢を少し変えるだけで、体の中の巡りが整い、心まで軽くなるような気がします。
今夜からあなたも、“左向き寝”で体が喜ぶ眠りを試してみませんか?

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