【早期内定の悩み】「内定承諾、待って!」企業はいつまで待ってくれる?
年も明けて、ついに早期選考で内定を獲得された皆さん、おめでとうございます!
しかし、早くに内定が出たからこそ、「本当にこの会社でいいのかな?」「他の選考も見てみたいけど、いつまで待ってもらえるんだろう…」と、新たな不安を抱えていませんか?
今回は、その「内定承諾の期限」という、デリケートで最も知りたいテーマについて、学生と企業、両方の視点から現実的なアドバイスをお届けします。
1. 学生のホンネ:焦らず納得いくまで就活をしたい!
不安の正体:なぜ「内定承諾書」の提出を求められるのか?
内定承諾書(または内々定承諾書)は、正式には「内々定」の段階では法的な拘束力を持たないとされています。つまり、後から辞退しても問題ありません。
にもかかわらず、企業が承諾を求めるのは、主に以下の理由からです。
- 入社意思の確認: 本当に入社する意思があるのかを確認したい。
- 採用計画の確定: 採用目標人数を確保し、今後の選考計画(追加採用の有無など)を立てたい。
- 歩留まりの予測: 辞退者を見越した採用数を確保するため。(「辞退者が出るのは織り込み済み」という企業も多いです。)
早くから内定が出ている皆さんには、承諾を急かされると、「他の企業を見るチャンスを奪われている」と感じてしまうのも無理はありません。
2. 企業のホンネ:現実的にいつまで待てるのか?
内定承諾の期限は「企業次第」ですが、早期選考を進める企業の人事担当者は、「時期」と「学生の姿勢」を見て判断しています。
現実的な期限の目安:「最長で1ヶ月」が一般的
以前、企業の人事の方に私も聞いたことがありました。その時は「1ヶ月」という話でしたが、これは非常に現実的なラインです。
- 短くて1週間〜2週間: 多くの企業が第一志望の学生に提示する最初の期限。
- 長くても3週間〜1ヶ月: 誠意をもって相談すれば、延長を検討してくれる可能性が高い最長期間。
内定承諾の延長を交渉する際は、「いつまで」という明確な日付を伝えることで、企業側も計画を立てやすくなり、待ってもらえる可能性が高まります。
注意点:内定が取り消されるリスク
ご懸念の通り、承諾期限の延長を理由に内定を取り消す企業も残念ながら存在します。
これは、あなたが「滑り止めとして当社を利用している」と企業側が判断し、「他社を第一志望としている学生にいつまでも枠を空けておけない」と判断されるためです。
特に、内定を出した時期が早ければ早いほど、企業は「優秀な学生をすぐに確保したい」という意識が強く働くため、シビアな判断になりがちです。
3. 【対応策】「待ってもらう」ための賢い交渉術
「もっと検討したい」と伝えるときは、企業の事情を理解し、誠意を持って伝えることが重要です。
① 具体的な期限と理由を明確に伝える
ただ「もう少し考えさせてください」ではなく、「現在、〇月〇日に最終選考を控えている企業があり、その結果を待って、〇月〇日までにご回答させていただけませんでしょうか」と、具体的な日付と理由を伝えましょう。
- ポイント:「御社が第一志望であることに変わりはない」という前置きを入れると、印象が良くなります。
② 「待てる理由」を企業に与える
企業は「あなたが本当に入社してくれるか」を知りたいのです。検討期間中も、入社意欲を示す行動を取りましょう。
- 人事と連絡を取り続ける: 「検討していますが、貴社の〇〇という事業に改めて魅力を感じました」など、積極的な質問や連絡を挟む。
- OB・OG訪問の希望: 「入社後のイメージを固めるために、現場社員の方のお話を伺いたいです」と伝える。→ 「入社意欲が高い証拠」として企業に映ります。
人事が本当に求めているのは?
企業として内定を出した学生に本当に求めているのは、期限を守ること以上に、「入社後の活躍」です。
もし、不安や疑問を抱えたまま形式的に承諾書を出した学生が、入社後に早期離職するリスクを考えれば、誠意を持って相談し、「この会社で頑張りたい」という確固たる意思を伝えてくる学生を、数週間待つ方が、企業にとってプラスになるはずです。
誠意をもって、未来を選ぶ権利を尊重しよう
内定承諾の期限に悩むのは、あなたが真剣に自分のキャリアと向き合っている証拠です。
不安な気持ちを隠さず、企業には誠意をもって「いつまで待ってほしいのか」を具体的に伝え、納得のいく形で次のステップに進んでください。あなたの未来を選ぶ権利は、誰にも奪われるものではありません。

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