【進学?就職?】「なんとなく」で決めないで!

キャリア支援

「研究が面白くなってきたから、もう少し深めたい」

「まだやりたいことが見えないから、とりあえず大学院へ」

「早く社会に出て、実務経験を積みたい」

学部3年生から4年生にかけて、誰もが一度は悩み立ち止まるこの進路選択。就職活動の早期化や、研究室での活動が本格化する中で、焦りや不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

これまでキャリア支援の現場で、私は様々な思いを抱える皆さんに寄り添い、お話を伺ってきました。皆さんが抱える「自分探しの悩み」や「決断への不安」は、すべて当然の感情です。


キャリア相談に来る学生さんの中には、多様な思いがあります。その一つひとつに、私は深く共感しています。

  • 研究に没頭したい学生さんへ:
    • 研究への熱意は素晴らしい才能です。しかし、大学院は「さらに研究での結果を求められる場所」です。今の熱意が、研究に追われる生活を乗り越えられる「覚悟」に繋がっているか、一緒に考えてみましょう。
  • 「見つからないから」進学を選ぶ学生さんへ:
    • 「まだ先が見えないから、猶予が欲しい」という気持ち、非常によく分かります。ですが、大学院は「モラトリアム(猶予期間)」ではありません。進学するなら、「考える時間」をどう使うのか、具体的に計画することが重要です。
  • すぐに働きたい学生さんへ:
    • 「早く社会人になりたい」「企業の業務をいち早く覚えて成長したい」という意欲は、あなたの大きなエネルギーです。実務経験を通して、自己成長と貢献を実感したいという思いは、大きな強みになります。

皆さんのキャリアを支援する中で、私はいつも、あなたのこれまでの「経験」に注目しています。その経験を語り、見つめ直すプロセスこそが、進路選択に必要な「答え」を生み出すからです。

  • 「なぜ、そのアルバイトを選んだのか?」
    • アルバイトを選んだ動機(例:人と接したかった、黙々と作業したかった)は、あなたが今後どんな仕事環境を望んでいるかを示しています。
  • 「小学校から続けている部活の継続力」
    • 10年以上の継続は、単なる忍耐力ではありません。「困難を乗り越える方法」「モチベーションの維持の仕方」という、社会人として通用する行動特性を一緒に探しましょう。

選択肢必要な「覚悟」得られる「成長」
大学院進学2年間(またはそれ以上)を研究に費やす覚悟と、結果を出す責任を持つこと。専門性の深化、論理的思考力、課題設定・解決能力
学部卒で就職学び直す覚悟と、実務を通して成果を出す責任を持つこと。実務経験、現場での問題解決能力、ビジネススピードへの適応力

目の前の選択肢に完璧な「正解」はありませんが、「あなたの心に響く選択」こそが、あなたにとってのベストな道です。

不安や迷いを抱えながらも、立ち止まって自分を見つめ直した時間こそが、将来のあなたの大きな力になります。

焦らず、あなたの心と対話してください。これまで多くの方に寄り添ってきた私たちが、あなたの背中を強く押します。

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