経験代謝で紐解く、あなたの「本当の強み」

キャリア支援

「大学に入ったばかりなのに、もう就活?」 「インターンに行っても、結局自分が何をしたいのか分からない…」

今の就職活動は、早期化が進み、まだ学生生活を満喫している途中で、人生を左右する進路を決めなければならない時代になりましたね。焦りや不安を感じるのも当然です。

キャリア支援の場でよく聞くのも、「自分自身が分からない」「これからどう進んだらいいか分からない」という自己分析の悩みです。


経験代謝とは、あなたが持つ過去の経験をただ振り返るだけでなく、「なぜそうしたのか?」「そのときどう感じたのか?」を掘り下げて語り、そのプロセスを通して新しい気づきを得て、次の行動へとつなげることです。

これはよく自己分析をしたいとくる学生さんには今までの経験などお話しましょう〜というくらいから始めています。

就職活動用の立派なエピソードを探す必要はありません。あなたの日常の小さな選択に、重要なヒントが隠されています。

今のアルバイトを選んだ理由は何ですか?

この「きっかけ」が、あなたが無意識に大切にしている価値観です。この価値観が、あなたが「人と接する仕事が良いのか、黙々と行う仕事が良いのか」を決める大きなヒントになります。

アルバイト中、人に頼まれたことや、自主的にやったことを思い出してください。

  • 気づき:「レジを打つより、品出しをしている方が楽しかった」 → 強み:正確性、整理整頓が得意、個人で集中する方がパフォーマンスが上がる
  • 気づき:「新人さんが困っていたから、声をかけて教えた」 → 強み:面倒見の良さ、チームサポート、他人の状況を察知する力

小学生の頃から、中学校、高校、大学と、同じ部活動や習い事を続けている人はいますか?その「継続」こそが、面接で語るべき最強の強みです。

10年以上続けた経験には、必ず以下の要素が含まれています。

  1. 動機(なぜ始めたか):好奇心、憧れ、楽しさ
  2. 困難(壁にぶつかったこと):スランプ、人間関係、成績不振
  3. 解決(どう乗り越えたか)忍耐力、課題解決力、目標設定力

自己分析は、どうしても主観的になりがちです。そこで、「他己分析」で客観的な視点を取り入れましょう。

友人や家族に「私ってどんな人?」「私の強みは何だと思う?」と聞いてみてください。

  • 「いつも人の話を真剣に聞いているよね」と言われたら、それは「傾聴力」です。
  • 「ピンチの時も慌てないよね」と言われたら、それは「冷静さ」や「危機対応力」です。

自分では当たり前すぎて気づかなかった「個性」を、自信を持って語れる「強み」に変えていきましょう。


就職活動の早期化で焦る気持ちは分かりますが、決して急いで「答え」を出そうとしなくて大丈夫です。

あなたのこれまでの経験すべてが、あなたがこれから進む道を決める羅針盤になります。一つひとつの経験を大切に語り、「なぜ私はこう動くのだろう?」と自分に問いかける時間を持ちましょう。

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