うまくいかない時こそ、次のチャンスの前ぶれ
― 偶然の出会いが導いた理系院生の未来ー
1. 最初の印象は「おしゃれで前向き」な理系院生
3月頃から関わっていた理系の大学院生。
彼はとてもおしゃれで目立つ存在。明るくコミュニケーション力も高く、挑戦心にあふれていました。
学びとは少し違う分野にも興味を持ち、「新しい世界に飛び込みたい」という意欲が感じられました。
2. 選考が進むほどに突きつけられた“壁”
エントリーシートや一次面接までは順調でしたが、選考が進むにつれ「なぜその業界を志望するのか」「なぜ学びと違う道を選ぶのか」といった質問に答えきれず、不採用が続いてしまいました。
次第に自信をなくし、自己肯定感も下がっていったように感じます。キャリアセンターにも顔を出さなくなり、どうしたかと心配していた時期もあります。偶然学内で出会い、またおいでと声をかけたことからまた動き始めました。
3. 偶然のような“ご縁”から、新たな挑戦へ
そんなとき、私が企業紹介で訪問してくれ対応した企業で彼の学びとマッチしており「活かせる採用枠」がまだあると聞き、彼に声をかけてみました。
説明会に参加した彼は冷静さを取り戻し、「もう一度しっかり自分を見つめてみよう」と前を向くようになりました。
そこから彼は自己分析を重ね、「自分の強みは人と関わる力だ」と改めて気づいていきました。
その後、最終面接を前に緊張から色々とありましたが、その失敗からまた学び成長できることを見つけてくれたと思います。
4. “自分らしさ”を取り戻してつかんだ内定
面接では、学びを活かしながらも人とのつながりを大切にできる「技術営業職」としての未来をしっかり語れるように。
そして見事、内定を獲得しました。
彼はこう話してくれました。
「これまでの経験があったからこそ、自分を冷静に見つめ直せた。きっとこの出会いのために、全部の経験があったんだと思います。」
企業も彼にとって成長しやすい環境で、彼のこれからの活躍がとても楽しみです。
5. 支援者として感じたこと
キャリア支援をしていると、「うまくいかない時期」を通る方は少なくありません。
でもその時間の中で、自分と向き合い、気づきを得て、成長していく姿を何度も見てきました。
彼のように、一見“遠回り”に思える経験も、実は自分らしい未来につながる大切なプロセスなのだと思います。
これから就職活動を迎えるあなたへ
もし今、「思うようにいかない」「自信が持てない」と感じていたとしても、
それは決してマイナスではありません。
悩んだり、立ち止まったりする時間こそが、あなた自身を深く知るきっかけになります。
そして、ふとした出会いや出来事が、あなたの進むべき道へと導いてくれることもあります。
あなたは今、どんな“経験”の途中にいますか?
うまくいかないことも、きっと未来のあなたをつくる一部です。
焦らず、自分を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。
最後に
支援を通して感じるのは、人は誰でも成長する力を持っているということ。
そして、どんな出来事にも必ず意味があります。
今日もまた、誰かが“自分らしい未来”に出会えるように――
そんな思いで、私は日々学生さんたちを応援しています。
今回、努力を重ねて内定をつかんだ彼へ。
これまでの道のりの中で迷いや悩み、失敗もあったと思いますが、
それらすべてがあなたの強さとなり、輝きとなりました。
これからも自分を信じて、出会う人や経験を大切にしながら歩んでいってくださいね。
どんな道でも、あなたらしく前を向く姿をこれからも応援しています。

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