チームで働く力”から学ぶ社会で活躍するための6つの力

キャリア支援

「社会人として必要な力」と聞くと、みなさんはどんな力を思い浮かべますか?
専門的な知識やスキルももちろん大切ですが、それ以前にどんな職場でも通用する“基礎力”が求められています。

この“社会人基礎力”は、経済産業省が提唱したもので、どの業界・職種にも共通して必要とされる力を体系的に示したものです。
社会人としてのスタートを切る新卒の皆さんにこそ、ぜひ知っておいてほしい考え方です。

経済産業省が定義する社会人基礎力とは、

「職場や地域社会で多様な人々とともに仕事を行うために必要な基礎的な能力」

のこと。

「多様な人々とともに、目標に向けて協力しながら成果を上げる力」

この力は、どんな仕事にも共通して求められる 人と関わりながら働く力 です。
チームで成果を出すためには、単に仲良くすることではなく、
相手を理解し、意見を交わし、責任を持って行動する姿勢が大切です。

自分の考えを相手にわかりやすく伝える力。
黙っているだけでは、チームはあなたの意見を知ることができません。
自分の意見を持ち、タイミングよく伝えることが信頼につながります。

例:会議で自分の意見を簡潔にまとめて発言する。報告・連絡・相談を怠らない。


相手の話を最後まで聞き、理解しようとする力。
「聞く」ではなく「聴く」姿勢が大切です。
相手の立場や背景を受け止めることで、信頼関係が生まれます。

例:相手が話している間は口を挟まず、メモを取りながら理解しようとする。


自分と違う考え方を受け入れ、状況に応じて適切に対応する力。
社会では、必ずしも自分の意見が通るわけではありません。
ときには妥協や調整が必要です。

例:自分の提案が通らなくても、チーム全体の目標を優先して行動する。


今、チームや周囲がどんな状況にあるのかを冷静に見極める力。
「相手が忙しそう」「この案件は急ぎだな」と気づける人は、職場で信頼されます。

例:相手の表情や声のトーン、全体の雰囲気から空気を読む力。


社会人としてのルールやマナーを守る力。
時間を守る、約束を守る、報告を怠らないなど、
基本的な行動の積み重ねがチームの信頼をつくります。

例:出勤時間を守る、納期を守る、挨拶を欠かさない。


仕事の中で感じるプレッシャーや人間関係のストレスに冷静に対応する力。
自分なりのリラックス方法や、気持ちの切り替えができる人ほど長く活躍できます。

例:ミスをしても落ち込みすぎず、「次に活かそう」と前向きに考える。


私が企業の新人研修に関わっていたとき、多くの企業が共通して求めていたのは、
「報・連・相(報告・連絡・相談)」ができること、
そして「自分一人で抱え込まず、チームで成果を出せること」でした。

社会人基礎力は、誰もが最初から完璧に持っているものではありません。
学生生活やアルバイト、サークル活動の中で少しずつ磨かれていく力です。
今から意識して取り組むことで、社会に出たときに大きな自信になります。

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