【27卒必見】初任給「25万円」が分かれ道?
1. 内定辞退の理由、第1位は「給与・待遇」
いよいよ3月、就活解禁。リクルートスーツ姿の皆さんの表情にも緊張感が混じる季節になりましたね。
最近発表されたネットニュースの調査結果によると、26卒学生が内定を辞退した理由のトップは、雰囲気でも仕事内容でもなく、「待遇(給与・勤務地・福利厚生)」でした。
特筆すべきは、初任給「月給25万円」という数字が、一つの明確なボーダーラインになっていること。複数内定をもらった際、最終的な決め手になるのは「結局、いくらもらえるのか」という収入の現実。これは、皆さんが自分の将来を非常に冷静に、そしてシビアに見つめている証拠です。
2. 「社風」は大事。でも「生活」はもっと大事。
かつての就活では「人が良さそう」「風通しが良さそう」といった雰囲気(社風)が決定打になることが多くありました。もちろん今でも2位には「人・社風」が入っていますが、その手前に「まずは自立して生活できる基盤があるか」というフィルターがかかるようになっています。
- 「憧れ」より「安心」: 物価高や奨学金の返済など、未来への不安がある中で、25万円という数字は「安心への入場券」なのかもしれません。
- タイパ(タイムパフォーマンス)志向: 短時間で効率的に判断し、無駄を省きたいという思いが、条件という「分かりやすい基準」に繋がっています。
支援の場でも、「やりたいことがあっても、生活が苦しいのは嫌なんです」と本音を漏らしてくれる学生さんが増えました。私はその本音、とても健全で大切にすべき感覚だと思います。
3. 「25万円」を「納得の25万円」にする方法
ただ、ここで一つ注意してほしいことがあります。 条件だけで選んだ「25万円」と、自分を理解した上で選んだ「25万円」では、入社後の幸福度が天と地ほど変わってくるからです。
ここで役立つのが、私が大切にしている「経験代謝」という考え方です。
私たちは、日々の経験から何を感じ、どんな意味を見出すかによって成長していきます。
- 給与は「結果」: 「高いお給料が欲しい」という思いの裏には、「頑張りを正当に評価してほしい」というあなたの価値観が隠れているかもしれません。
- 貢献は「対価」: 25万円という高い対価を企業が払うのは、あなたに「相応の貢献」を期待しているからです。
「この会社は25万円くれるからいい」で終わらせず、「私はこの25万円に見合う、どんな貢献ができる人間だろう?」と、自分の過去の経験から「強みのタネ」を探してみてください。
4. ありのままのあなたで、条件を勝ち取ろう
「条件重視」は決して悪いことではありません。むしろ、自分を安売りしないための大事な姿勢です。
でも、条件だけでマッチングした関係は、もっといい条件の人が現れたり、会社が苦しくなったりしたときに脆く崩れます。
あなたがこれまでの人生で培ってきた「ありのままの経験」を語り、「だから私は御社で貢献できる」と胸を張って言えるようになったとき、その「25万円」は単なる数字ではなく、あなたへの信頼の証になります。
納得できる「数字」と、納得できる「自分」。両方を欲張って、この春の就活を走り抜けていきましょう!
あなたが「これくらいの給与は欲しい」と思う理由を、一つだけ深掘りしてみませんか?「親に恩返ししたい」「趣味を充実させたい」「実力を認められたい」……。その「理由」の中に、あなたの本当の仕事観が眠っていますよ。

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