「MBTIで仕事を選んでいいの?」
少し前に「MBTI診断」についての記事をアップしたのですが、覚えていらっしゃいますか?ちなみに私は「ENFJ(主人公型)」でした。人の応援をしたり、みんなで目標に向かって進んだりするのが大好きなタイプなので、仕事にもすごくしっくりきています。
最近、SNSやネットを見ていると「MBTI別・おすすめの適職一覧」のような情報をよく目にしませんか? 「自分のタイプに向いてる仕事ってなんだろう?」と、ついつい気になって探してしまいますよね。
そんな中、先日「プロ人事」の方が書かれた、MBTIとキャリアについてのすごく面白い記事を見つけたんです。 現役の人事目線で書かれたその内容は、キャリアに関わる私自身も「まさにその通り!」と深く共感するものばかりでした。
今回は、その記事を参考にしながら、「MBTIを就活や転職でどう正しく使えばいいのか?」について、私の想いも交えてお話ししたいと思います。
「自己分析で行き詰まっている…」 「自分に合う仕事が分からなくなってきた…」
という方は、ぜひ肩の力を抜いて、頭の体操のつもりで読んでみてくださいね!
MBTIで仕事を「決める」のはNG!でも「考えるきっかけ」なら大アリ
まず、そのプロ人事の方がズバリおっしゃっていた結論がこちらです。
「MBTIで仕事を”決める”のはNG。でも”考えるきっかけ”にするのはアリ」
「えっ、適職診断なのに仕事を決めちゃダメなの?」と思うかもしれません。でも、これにはキャリアの現場にいるからこそ分かる、とても深い3つの理由があるんです。
なぜMBTIだけで仕事を決めてはいけないの?3つの理由
① MBTIは「絶対に変わらない科学」ではない
MBTIは自分の「心の傾向」を知るための優秀なツールですが、体調や年齢、置かれた環境によって診断結果が変わることもよくあります。また、公式でも「採用の合否判断に使ってはいけない」とされているため、「〇〇型だからこの仕事は無理」「〇〇型だから絶対にこの仕事が向いている」と極端に信じ込んでしまうのは、自分の可能性を狭めてしまうのでもったいないのです。
② 仕事の成果は「性格」だけで決まらない
実際に多くの働く人たちを見てきて思うのは、仕事で活躍できるかどうかは性格だけでなく、「スキル」「これまでの経験」「職場の人間関係や相性」「タイミング」など、たくさんの要素が絡み合っているということです。 性格はあくまでその中の一部。スタートラインの傾向に過ぎず、自分の限界を決めるものではありません。
③ でも、「自分を言葉にする」のには最高に使える!
じゃあMBTIは意味がないの?というと、全くそんなことはありません! 自己分析をしていて、「自分の強みってなんだろう…」と言葉に詰まってしまうことってありますよね。そんなとき、MBTIの解説文を読むと、「あ、私ってこういう時にやりがいを感じやすいかも」「こういう環境が苦手だったな」と、自分を振り返る最高の“問い”をくれるんです。
プロが教える!就活・転職で100%活かせるMBTIの正しい使い方
記事の中では、MBTIをキャリア設計の「最強の補助線」として活かす方法が紹介されていました。特に私たちが今すぐ実践できるポイントを絞ってご紹介します。
1. 自己分析の「切り口」として使ってみる
「何から考えていいか分からない」時は、自分のタイプの解説を読んでみてください。 たとえば私(ENFJ)の場合、「周囲をサポートし、成長を促すことに喜びを感じる」という特徴があります。これを見て、「確かに、あの時後輩の相談に乗って喜んでもらえたのが嬉しかったな」と、過去の具体的なエピソード(経験)を思い出すフックにするのです。
2. 企業の「社風(カルチャー)」との相性を考える材料にする
企業を選ぶとき、年収や仕事内容だけでなく「職場の雰囲気」ってすごく大切ですよね。 「みんなでワイワイ、スピード感を持って挑戦する会社」なのか、「マニュアルがしっかりしていて、一歩一歩着実に進める会社」なのか。自分の性格の傾向と、企業のカルチャーを照らし合わせる「仮説」として使うと、入社後のミスマッチをぐっと減らすことができます。
3. 面接での「伝え方」のヒントにする
これは少し上級者向けですが、面接官のタイプに合わせて話し方を変えるという方法です。 論理や数字を重視していそうな面接官には結論からハキハキと、共感や想いを重視していそうな面接官にはストーリーを交えて熱っぽく話す。MBTIを通して「世の中には色々な情報の受け取り方をする人がいるんだ」と知るだけで、コミュニケーションの幅がぐっと広がります。
これだけは注意!やってはいけない間違った使い方
逆に、これだけは気をつけたい「もったいない使い方」もプロ人事は警鐘を鳴らしていました。
- 「〇〇型だからこの仕事は無理」と諦めること(現場には、内向型でトップ営業の人もたくさんいます!)
- 「あの人は〇〇型だから〜」と他人にレッテルを貼ること
- 面接で「私はENFJなので、リーダーシップがあります!」とそのまま言ってしまうこと
面接官が聞きたいのは、アルファベットの4文字ではなく、「あなた自身の言葉と、あなた自身の経験談」です。「物事をポジティブに捉えて周囲を巻き込むのが得意で、実際にサークルでは…」というように、MBTIの言葉を自分の言葉に変換して伝えるのが合格への近道ですよ!
正解はあなたの中に。MBTIは道を照らすライト
今回、プロ人事の方の記事を読んで改めて思ったのは、「正解はMBTIが決めてくれるのではなく、いつも自分の中にある」ということです。
MBTIは、暗い夜道で足元を照らしてくれる「懐中電灯」のようなもの。どこに歩いていくかを決めるのは、他の誰でもないあなた自身です。
私自身、キャリア支援の立場からみなさんのサポートをしていますが、「自分にはどんな可能性があるんだろう?」と迷ったときは、ぜひこのMBTIを楽しい「ヒント」として使ってみてくださいね。
みなさんが「自分らしく働ける場所」を見つけられるよう、これからも応援しています!

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